ジャイアンのひとりごと

こちらで働いていて、日本とは決定的に違うこと。それは、Work Life Balanceを重視するとか、子供を大切にすることです。
日本では、自分たちも子育ての経験があるにも関わらず、子供に対して理解がありません。被災地の避難所で、子供がうるさいというようなことをいう大人がいると聞きます。
確かに、日本の子供は、公共の場で、傍若無人なところがあって、こちらの子供とはちょっと違うのかなという気もします。
で、私のオフィスですが、皆、個室であるということもあるんでしょうが、子供を連れてくる方が多くいらっしゃいます。共働きが前提だからだと思いますが、自分のオフィスで、勉強をさせたりパソコンとか読書をさせたりとかが普通に行われたいます。
今日は、妻が午前中、ESL。子供に留守番するか、会社に来るかを聞きましたが、子供は会社に来ることを選択しました。
自分のオフィスで、ホワイトボードに数学の宿題の計算式を書いて、俺に質問をしてきたりと、なかなか勉強するにはいい環境かな。そうこうしているうちに、社長が俺の部屋に入ってきて、ちょっと話したいと行ってきました。で、娘とホワイトボードに書いたものを見て、「何やっているの説明してみて。」と聞き出しました。最初、俺がサポートしていたら、「お前には聞いていない。」と言われ、娘と英語で話し始めました。社長は、大学教授を兼任しており、教育者なので、英会話と数学の双方の側面から、娘に教えようとしてくれています。（こちらの人は、みなさん、親切で、ありがたいと思ています。）まあ、それにしても、ちゃんと、英語で説明ができるんだから娘も偉いなあと感心してしまいました。
英語で話しかけられて、もうこりごりかと思いましたが、また来ると言っていたので、良かったのかな。