Google本社2015年09月03日 14:33

evernoteに続いて、Googleへ。
私もはじめての訪問です。Googleの場合、以前は、部外者でも普通に入ることが出来て、さりげなくご飯も食べることができたらしいですが、最近は、セキュリティが厳しく、Googleの従業員がいないと入ることができません。
Googleは、従業員を囲うために福利厚生をいろいろ充実させています。食事はフリーだという話は有名ですが、いろいろな施設がフリーで利用できるようです。送迎バスもその一つです。
一時、Googleの従業員が、会社に生活をして、お金をためて家を買ったという話がでるくらい、多くのことをGoogleキャンパスでできます。でも、これって、昔、日本の企業が、人里離れた工場でやっていたことと同じことなんです。私たちのいた、事業所は、駅から車で20分位のところにありました。送迎バスは、無料で、事業所から駅まで出ていました。社員食堂も、多くは会社が補助を出して、定食を200円で提供していました。200円という金額もそうですが、食事手当1600円も給与に含まれていたので、実質20日分の補助が出ているので、正直なところ、ほとんどタダという状態でした。医務室に行けば、大概の薬は処方してもらえましたし、歯医者もあり無料で治療してもらえました。サウナもありましたが、サウナは、使用料は無料でしたが、ロッカーを100円で使えという感じだったことを覚えています。体育館にはジムがあり、週に2回はインストラクターが来てエアロビクスもやってくれていました。グローバル化で、いろいろな競争が出てきて、コスト競争になった際に、福利厚生がどんどん縮小されてきて、もう、そのようなベネフィットを受けることは出来なくなってきています。
今回、見学に来た若者は、そういう過去のことを知らないので、シリコンバレーの企業が提供していることに、非常に新鮮な感覚を得ているようです。でも、それってほとんど日本の企業がやってきたことなんだよというと驚いていました。
また、働く環境も、大部屋でコミュニケーションを取りやすい仕組みになっているなども新鮮に映っていたようですが。。。結局、それも、日本の企業は昔っから大部屋だったりしているんだよねえ。と思います。もちろん、こちらでやっているようなうまくコミュニケーションが取れるような仕組み自体は出来ていないのかもしれませんが、器は日本も負けていないと思います。

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