On your left2017年05月12日 08:09

今日も快晴です。が、Palo Altoの朝は10℃を切って9℃でした。
ノースリーブと短パンだと寒いんですが、走りはじめるとカリフォルニアの太陽が心地よくしてくれます。これくらいの気温の方が、身が引き締まります。
自分のジョギングコースは、会社から、周辺を走って、最後はスタンフォード大学の敷地に入ってから会社に戻るようなコースを取っています。途中、サイクリングロードを走るのですが、自転車で後ろから追い抜く方は、ほとんどがベルを鳴らさないで、通り過ぎて行きます。また半分以上の方は、"On your left"と言って通り過ぎて行きます。お前の左側を通るよって感じだと思います。最初、何を言ってんだと思いましたが。。。
スタンフォード大ですが、敷地は広いですが、そこかしこに謎のオブジェがあります。この写真の赤のオブジェもなんなんでしょうねえ。

No comment and reaction mean disagreement!2017年05月12日 10:21

先日、日本から来た出張者が、こちらのメンバーに自分たちがやろうとしている構想と計画をプレゼンしていました。質問は二つほど出ましたが、基本的にはNo reactionという反応でした。
そりゃそうです。今、こういうことをやっているということでシェアをしてもらいましたが、具体的に我々に何かをしてという話でもないので、そうなんだという反応です。
もちろん、そういう構想とかが、こちらにとっても魅力があれば、いい話なので一緒にやりたいとか、私たちのこの活動とリンクしたいというような発展につながっていきます。
彼が帰った後にどうだったのかを聴きましたが、まあ考え方が違うし同意できない。でも自分たちの仕事じゃないし関係ないからね。という反応でした。
さて、日本の文化として、特に否定的なコメントがない時は、賛成という認識になります。あれっ?これって、日本の文化?もしかしたら、自分の会社の文化だったりして?ま、それはおいておいて、そんな感じなので、もちろん、帰国後に、我々の同意が得られたという話になりました。
で、それを日本側から漏れ聞いて、昨日、日本ではこういうことになっていると話したのですが、その答えが、No comment and reaction mean disagreement!でした。
アメリカではコメントしない、リアクションしない=同意しないということです。前任の社長は、日米の違いを良く知っていて、英語でまくし立てて、誰もリアクションしないから合意を得た!みたいなやり方をやってきていました。なので、彼は、会議中、自分が何かを提案とかすると、必ずNoと言っていました。よく日本人の特性を知っています。アメリカでは返事をしないのはNoなんですが、私に対してそういう態度を取ると、Yesと思われると思って、はっきりNoと答えていたんです。。。
No comment and reaction mean disagreement!という言葉と、前任の社長が私にとった態度の意味を、初めて知らされました。おいおい、駐在3年目にして気が付くことかよ。。。と言われそうですが。