デス・バレー2016年11月24日 17:26

サンクスギビングにデス・バレーをドライブということで、Rigecrestを出発しました。
デス・バレーは、真夏だと40度をはるかに超え車のオーバーヒートなどの心配が出て来ます。ですが、この時期は、気温も高くなくいい季節だと思いました。
デス・バレーの心配は、ガソリンでした。あんまり給油する場所がないというようなブログをいくつか見ました。まず、Rigecrestを出てしばらく395号線を走って街道沿いのスタンドで給油しました。ブログ記事によれば、Ridgecrestは最後の給油場所という記載もありましたが、それは178号線のルートの場合なんだと思います。
まあ、それにしても、もう何にもない道をひた走りに走ります。いやーやっぱりアメリカですねえ。
デス・バレーの途中、コヨーテに会いました。コヨーテとは何回か遭遇しましたが、車を見ると近寄って来ます。おそらく、観光客が餌付けをしているようです。
カメラを向けても逃げるより、窓を開けると更に寄って来ます。
餌付けじゃなくて、人間を襲うつもりだったりして。。。コヨーテですが、見る限り、犬ですよねえ。可愛いです。
最初のポイントは、Stovepipe Wells。ここにジェネラスストアやスタンドがあります。
デス・バレーは国立公園で、入場パスがいります。ですが、他の国立公園とは違い、ゲートがなく、いくつかのポイントでパスを購入することができます。ここにも発券所があったので、パスを購入しました。この後、ザイオン、ブライスキャニオンと行くので、国立公園の年パスを買いました。
パスを購入し、そこからそばにあるSand Dunesへ。ここは、ちょっとした砂丘です。写真で周りが写らないようにはしていますが、そんなに大きな砂丘ではないので、砂漠みたいな感じではないです。写真マジックです。
砂の上に、手形を。。。すぐ消えますけど。
そのあとは、Devils Cornfield。ここは、まあ車窓から眺めるだけでした。まあ、名前は、悪魔のコーン畑ですが、そんなに大したことはない場所です。
その後、Salt Creekで、魚を探しましたが、見つからなかった。水量が足りないようで、魚を見ることができるのはまだ先のようです。Harmony Borax Works昔のWhite Goldの精製所の遺構に立ち寄りました。デス・バレーという、自然の脅威を眺める国立公園では、ここに立ち寄る意味はあまりないような気がします。そこから、Furnace Creek Ranchへ。ここには、レストラン、ジェネラスストア、ガソリンスタンドがあります。ここで、ランチ休憩。
そのあとは、観光ポイント巡り。まずは、 Devil's Golf Course。まあ、こんな場所でゴルフをするのは悪魔しかいないというような感じで名前がついたようです。塩の結晶がゴツゴツとした表面になっています。削って舐めて見ましたが、やっぱりしょっぱいです。
Bad Waterは、塩でできた道というか湖のような感じになっています。ここから少し歩いたところに、デス・バレーで一番低い海抜-85.5mのポイントがあるそうです。北米で一番海抜が低いところですが、死海は-414mだそうです。いやー世界は広いですねえ。
ここで引き返して、Artists Paletteを経由します。
ここまで来て16時ちょい前でした。あとは、Zabriskie PointとBad Waterあたりのデス・バレー全体を眺めることができるDantes View。Zabriskie Pointでは日がだいぶ低くなって来ました。日没間際で綺麗な眺めでした。ですが、ここで終わらせることはできない、やはりDantes Viewに行かなくては。そこから車を飛ばして、なんとか日没ギリギリ前にDantes Viewへ到着しました。冒頭の写真がDantes Viewですが、車を飛ばして来てよかった。ここがやっぱりデス・バレーでも一番いいところかなと思います。
デス・バレーは、アメリカの国立公園の中でもとってもユニークだと思います。今日、行かなかった場所で、The Racetrackという石がひとりでに動くポイント(最近、原因が解明されたようです。)があります。ここは四駆でなければいけないポイントだそうです。まあ、そこにも行って見たい気はしますが、デス・バレーは、一回訪れればいいかなという感じです。でも、必見の価値はあると思います。