沖縄慰霊の日と逆さ地図2015年06月23日 18:13

6月23日。。。慰霊の日。
毎年、沖縄は、慰霊の日前後に梅雨明けをします。今年はどうなんだろう。
独身の頃は、毎年慰霊の日前後は、石垣や座間味に行っていました。12時には黙祷をすることも...
沖縄戦では約19万人が日本側の死亡者。そのうち、約10万人が非戦闘員です。
広島、長崎の原爆や東京大空襲だけではなく、日本にとって忘れていけない事実です。
特に、自決をした方や、同じ日本人に殺された方がいるという事実は忘れてはいけません。
私も沖縄に行って知ったことが多いですが、後世に語り継がなければいけないことです。ひめゆり学徒の方が、ひめゆりの塔の施設で語り部として伝えてくださっています。自決した方が多い中で、生き残ったことに対する後ろめたさで長年沈黙を貫いていたそうですが、後世に伝えなければいけないということで語ってくださっているそうです。でも、みなさん高齢なので、語り継がれるためには、多くの人が話を聞いていかないと池なんだと思います。
最近、基地問題で、騒がれていますが、沖縄の方の本当の声が、内地に聞こえてきているのかなあと思います。7年前に辺野古に行きました。黄色いリボンが有刺鉄線に結わかれていました。ああ、みんな基地には反対なんだなあと思いましたが、実際には、メッセージとして残っているのは、内地の労働組合とか沖縄とは関係ない方ばかりのメッセージが目立っていました。日本人として考えないといけない問題なんですが、島に住んでいる人の考えはどうなんでしょう。もちろん、戦争反対、基地反対という人も多いと思いますが、基地があることによって地元の雇用が生まれたり潤うと思っている人もいると思います。
沖縄に基地が集中しているという問題も深刻だと思いますが、「逆さ地図」を見ると、以下に、中国が尖閣の領有権で騒いでいるかとか、日本がなぜ沖縄の基地を重要に思っているのかが見えてきます。最近、東洋経済オンラインの記事で、「逆さ地図」で見る、中国にとって邪魔な日本を読みましたがまさにという感じがします。
憲法9条は立派な内容だと思います。戦争もしたくありません。でも、本当に日本は他国の脅威に対して安心なんだろうかと思います。安倍首相は戦争を従っているとか言われます。確かに、今の政治はそのように思えます。でも、そういう議論の根っこって、なんなんでしょう。本当に脅威がそこまで迫っているんだったら、自分たちは何をすべきかを議論しなければいけないんだと思います。憲法学者がどう解釈するとかはどうでもよくて、もっと本質を見せてくれる議論をしてくれないのかなあ。
実際、解釈の拡大や小手先のテクニックでは、もう限界にきているので、必要であれば、改憲の議論を真剣にする時が来ていると思います。(もしかしたら、他国の脅威はなくて、そんな議論をする必要はないのかもしれない。)いずれにせよ、表面的ではなく、自分たちの子供が、本当に悲劇にならないためにしていきたいですね。

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