国際基督教大学高校入試2018年01月29日 19:33

国際基督教大学高等学校の入試の日が来ました。親としては、合格を祈るのみです。
私は、妻と娘を最寄り駅まで車で送り届けた後に、出社しました。いつも通り、ちょっと遠い海老名駅まで徒歩で向かいますが、途中にある龍峰寺と弥生神社に手をあわせて、合格祈願をしておきました。
帰国子女枠の書類選考受験をしました。事前に、願書を提出し、試験当日は面接をして次の日に合否判定されます。
書類選考なのですが、合格の枠が90人に対して400人超の方がトライをするのでかなり狭き門です。昨年の実績を見ると、90名に対して200名程度の合格者を出していますが、それにしても今回は423名受験者ですから倍率は約2.1倍です。
ICUはダイバーシティを重視していて、約2/3が帰国子女だそうです。合格基準は、enaの先生によれば分からないそうで、絶対大丈夫だと思った人は落ちて、この成績ではどうかという生徒さんが受かったりするそうです。多様性ということで、シリコンバレーの帰国子女で成績は申し分なく英検などの資格も基準以上であっても落とされるそうです。でも、成績もイマイチです、英検などの基準もないオハイオの学生が受かったりするので、まさに多様性を重視していろんなバックグラウンドの方を取っているということです。そうなると、マジョリティとも言える、シリコンバレーしかも日本人が多くいるクパティーノの帰国子女は不利だということになります。
願書を出した時の学校の成績は、3年分を出しています。最終学年は全てAです。(が、日本で言えばオール5なんですが、通っている学校の日本人はほとんどの方がオールAなので、そこで優位性は持つことができない!と娘は言っています。)で、英検やTOEIC, TOEFLも十分なレベルにありました。ですが、Cupertino High SchoolからICUを受験する方は多くおられるので、結局は、そこで差をつけることは難しいということになります。
となると面接が大事ということになります。娘が通っているenaの生徒さんの間では、5分くらいで面接が終われば、合格。合否すれすれの場合は、10分くらい面接をされる。で、そのレベルにない人は、やっぱり5分みたいな噂が流れていたそうです。ブログなんか見ても結構、合格者の方が書かれているものが多いせいか、面接なんて儀式みたいなものとかちょろいみたいな書き込みが多く、全く参考になりません。
さて、娘はどうだったのでしょうか?実際の面接は5分程度で終わったそうです。最初は、非常に面接官の反応もよく、「そうなんだ、うんうん」みたいな感じで進んでいたそうです。ですが、最後に、Cupertino High SchoolのManiaについて聞かれたそうです。これ、Our school mantra is Work Hard, Play Hard, and Be Kind.というもので、私も、Back to school night.で校長先生がその話をしているのを覚えています。娘も当然知っているのですが、想定外の質問でグタグタだったそうです。まあ被害妄想もあるのかもしれませんが、その後の、面接官の態度が、興味を失ったように反応が悪くなったそうで、それで面接は終わりということでした。
願書を出す際に、現地校の情報を提出しなければなりません。Webのprofileでいいということでした。Cupertino High SchoolのSchool Infoのページをプリントして提出をすればいいのです。おそらく多くの方はそれをやるのですが、WebサイトにSchool Profileというページがあってpdfのものがあったので、それをプリントして提出をしました。その書類の中には、Our school mantra is Work Hard, Play Hard, and Be Kind.という記載はありません。面接官がそれでその質問をしたということは、他のCupertino High Schoolの生徒さんが該当するページを提出して知っていたか、それとも面接官がちゃんと事前にチェックしていたのかのどちらかな訳です。受験生に対して、ちゃんと調べて面接をしていただいているということで、すごいなあと思いました。
ただし、うまく答えられなかった、面接官の反応が悪かったということで、娘はダメかな。。。という感じで落ち込んでいました。
私自身は、願書に出したパフォーマンスで落ちることがあり得ないと思っているので、合格を信じていますが、実際に受けた感覚を聞くとうーーん、となってしまいます。ま、明日の発表で全てがわかります。