ロベルト・ベルガンディさんと会食 SILIN 火龍園@六本木ミッドタウン2019年01月28日 19:51

今日は、本社でロベルト・ベルガンディさんが講演をされました。『突破するデザイン――あふれるビジョンから最高のヒットをつくる』という著書があって、自分もamazon Kindleで読みました。講演は非常に面白かった。「自宅が火事になって、何か一つ持ち出すとすれば何にしますか?」という質問に1980年代に多くの人が家族の写真とかラジオと答えたそうです。今だったら、スマホと答える人が多いのではないか。結局、人々がもっとも大切にしているものは何かを知ることができる質問で、答えは必ずしも高額なものではないということです。iPhoneが発売された時のMicrosoftの会長のインタビューをビデオで流してくれました。「はっ、携帯電話に500ドルも払うやつなんているの?しかもキーボードとか何にもないじゃない。」と笑っている映像を見て、私たちも笑ってしまいました。今見るととっても滑稽ですが、当時はそれが当たり前だったんだと思います。結局、ゲームチェンジが起こったということですね。Wii、ネスプレッソなんかも例に出して同じような話をしていました。イタリア人らしくネスプレッソの話は面白かった。illyのエスプレッソは美味しい、ネスプレッソはfakeだ!でもそこにゲームチェンジが起こったから世界中でヒットしているみたいな話です。
ベルガンディさんですが、Design Thinking手法を使われたりしています。スタッフの役得で一緒に食事に行きましたが、その時に、iPhone、Wii、ネスプレッソはDesign Thinkingを使って開発したの?と聞いたら、Noと言われました。その成功例と同じようなことをやるためにはDesign Thinkingを使うのがいいということです。なるほどと思っちゃいました。
DinnerはSILIN 火龍園というミッドタウンにある中華です。ここはとっても美味しいですが、目の前にスケート場なんかも見えてとっても眺めがいいレストランです。
一番、よかったのはワインソムリエの方の語りが素晴らしかった。色々話しているうちに、カリフォルニアに住んでいたという話をしたらサンタマリアのワインを出していただきました。Au Bon Climat Chardonnay Nuits-Blanches au Bouge Relevantというワインです。彼は、このお店で出しているワイナリーには全て行っているそうです。自腹でもう6000万円も使っているそうです。うーん、極めるのにもお金がかかりますねえ。

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