山中伸弥先生2020年03月25日 12:54

ノーベル賞受賞した山中先生。2015年、2016年と二年連続してサンフランシスコのパーティでお会いしました。写真はその際に一緒に撮っていただいたものです。とっても気さくな方でしたし、名刺をお渡ししたのですが、ご本人は持ち合わせていないと恐縮されておられました。まあよくあることなのですが、後日、郵送で名刺を送られてきた際にはとても、人柄の良さというかひとかどの方はやはり違うなと思いました。
昔、社外研修でマルチメディアフォーラムというものがあって、毎月、著名な方の講演を拝聴しました。その際、その研修の決まりとして、必ず、お礼状を書かくこと、しかも、万年筆で縦書きという決まりがありました。著名な方は、多くのメールやら手紙を受け取られると思いますし、一気に、100通近い手紙が来るわけで、目を通すことすらされないのかなと思いましたが、前中国大使の丹羽さん、ライフネット生命の出口さん、慶応の国領先生から、返信が来ましたが、それはそれでとてもうれしいですし、尊敬をしてしまいます。
で、前置きが長くなりましたが、最近、新型コロナで、SNSなんかを見ていると、いろいろな分析とか考えを述べている知人が多くいらっしゃいます。ワイドショーなんかを見ていても専門家なのかなんなのかわからない方がとても分かった風で話をされています。今、まさにメディアリテラシーが試される時なんだと思います。そんな中、冒頭の山中先生が、京都大学やiPS細胞研究所とは関係ないという断りを入れて、個人で新型コロナウイルスの情報発信をされております。エビデンスの強さによる情報分類についてはとても参考になります。