太陽光発電の結果part23〜V2Hの効果2023年01月12日 08:34

V2Hは、Vehicle to Homeの名の通り、EVから家庭用の電気を供給することができます。深夜1時〜6時の電気代が安い時間に充電をして、それ以外に放電。放電中も太陽光の余剰充電を売電せずにEVに充電をすることができます。深夜のEVの電気代は17.78円/kWh、太陽光の売電は17円/kWhなので、深夜に充電するよりも太陽光を売電せずに充電に回したほうが若干安くなります。もちろん、EVから昼間に家庭用の電気を供給すれば、昼間の電気代は25.58円/kWhなのでこちらも安い電気代になります。じゃあどのくらいセーブになるんでしょうか。太陽光発電の場合は、発電量が分かるのでそこからどのくらいのコストセーブにつながるのかを計算することはできます。しかし、現段階では、EVからどの程度、電気を供給しているのかをモニタできないので、電気代をセーブできるといっても金額の推定ができません。
そこで実際に消費している電力量の昼間と夜間の比率を出せば推測できるのかなと思い計算してみました。先月は前年同月の比が65.3%に対して13.3%でした。約50%の差がありますが、これは約3900円程度のセーブになります。今月はというと65.3%で13%と同程度の差なのでやはり削減効果はあると思います。ただ、太陽光発電を導入した6月から比率が10%程度下がっていますので、40%ほどの削減ということになるので先月ざっくり3000円程度のセーブかなとコメントしましたが、まあ大体そんなものかなと思います。
  2206-23052106-22052006-2105
6月 61.0% 66.9%68.9%
7月 58.2% 69.6%71.0%
8月 61.8% 74.7%72.7%
9月 62.4% 73.6%75.6%
10月 53.6% 68.6%70.5%
11月 46.5% 67.8%65.4%
12月13.3%65.3%68.9%
1月13% 65.3%71.3%
2月--% 69.3%71.4%
3月---% 65.7%68.5%
4月---% 63.5%66.1%
5月---%61.8%64.8%