V2H設置2022年11月04日 16:28

本日、V2Hの設置工事をしていただきました。EVの購入をしてから早々に購入契約をしていましたが、V2H本体が納品の目処がたっていないということでした。Webサイトなんかには、8月の時点で今から申し込むと来年の2月以降になるというようなことも記載されていました。導入にともなって、国と神奈川県の助成金の申請も終えていて審査も通っていました。あとは、工事完了して報告をすれば助成金をもらうことができるのですが、設置自体が年度を跨ると一体どうなるんだろうと思っていましたが、なんとかV2Hも納入され設置業者に施工をしていただきました。
朝10時から15時過ぎまで設置には時間がかかりましたが、無事に完了しました。実際に、稼働させると、しっかりEVから電気を供給することができています。
また、充電モードでも太陽光発電の余剰電力があると、EVに充電をするようなモードに自動的に切り替わります。
太陽光発電は、家庭用電源>EVへの充電>売電という感じで、売電は1kWh17円ですが、その時の買電は25.8円ですので、売電するよりも使う電気は、EVと太陽光で賄う方がコストメリットがあります。あとは、夜の電気代が17.8円で安い時にEVに充電をして蓄えるということで回せれば、リーズナブルになります。とは言いながら、V2Hは施工代も併せて120万円弱です。ざっくり見積もると年間3万円程度の経済効果しかないので、40年使わないと元を取ることができません。ですが、そこは助成金が出るので、30万円ちょっとの自己負担で済むので、10年くらいで償却するような計算ができるのかなと思いました。
まあ、これはかなりお気楽な見積もりです。実際、装置には寿命もあるので、メンテナンス費用なんかもありますし、太陽光発電の効率なんかも落ちると思います。
V2Hのいいところは、大容量のEVのバッテリーで停電時でも約4日分の電気を賄えるというとことです。使うシーンがあっては欲しくないですが、何かあった時の保険として使えるなと思っています。
同じ理由で充電池の導入を考えましたが、充電池は補助金がほとんどでなくて100万円程度の投資になるので、断念していました。
ところで、V2Hってリーフ用に設計されたそうですが、実際に停電になった場合、EVから電気を賄うために非常用の設定をする必要があります。今までのリーフは、そのための電源が必要で、シガレットから電源を取って起動をしなければいけなかったそうです。
今回のリーフはこの夏にマイナーチェンジをしたもので、この非常用に必要なケーブルはなしで対応できることがわかりました。業者の方が、V2Hはリーフ用に開発されたけど、今まで、アリア、サクラは、ケーブルレスで起動できたけど、なぜかリーフではできなかったとコメントされていましたが、それはマイナーチェンジで解消されていました。良かったです。
それにしても、我が家のブレーカー周りは凄いことになりました。通常のブレーカーのパネルから、PHV/エコキュート用のボックス、太陽光発電のボックスそれに今回のV2Hのボックスと昔の九龍城の用になってしまっています。