日本のお家芸2022年02月17日 10:20

最近、イスラエルのスタートアップが注目を集めています。イスラエルは第二のシリコンバレーと呼ばれていて、新しいモノや仕組みを作るのが得意だということで、ゼロから1を生み出すのが特徴。一方、日本はというとお家芸というか、1から100にするのが得意だということで、イスラエルとの親和性は高いんだということから注目を集めているのかなと思います。アメリカ駐在の時にも似たような議論をしたことがありました。やはり日本の得意なのは、改善とか改良をして量産の工業製品を作ることなんだから、うまくシリコンバレーのエコシステムに入って活用すべきだ見たいなところです。要はアメリカとかイスラエルは、ドライヤーというものの基本的なものを生み出すのが得意で、日本は、それを実用的にするのが得意だという考えです。とはいえ、最近、日本のお家芸がそうなんだっけ?ということになっていると思います。世界の工場は中国だというように、日本のお家芸自体が、アジア諸国に採られています。ただ、だからこそ、イスラエルのようなところと組んで、全く新しいものをうまく世に出すようなことを再度チャレンジして輝くみたいなところを目指すのがあるべき姿なんだろうなあと思います。