大坂なおみにあやかっているわけではないけど 正直家@六本木2019年01月28日 12:19

全豪オープンで大坂なおみさんが優勝。日本人記者が、無理やり日本語を言わせているインタビューはちょっと不愉快になります。なんか、日本人だから日本語話せよみたいな超ドメスティックな感じがちょっといやーなんですよねえ。とはいえ、先日、エンゼルスの大谷選手が原稿を読みながらも英語で話していて、好感度が上がったという記事も見ると、まあ、自分の憤りはちょっと過剰なのかもしれない。どこの国でも同じような感覚だったりするのかなと思ったりもします。
といいながら、全米に続いて全豪制覇と二回連続でグランドスラムを制するのはすごいことです。インタビューの中で、おきまりの日本食で何食べたい?の質問に対して、「カツ丼」と答える彼女。自分も同じ感覚です。駐在の時に日本に帰ってくると、日本そばとカツ丼が食べたいメニューです。ベイエリアでもやよい軒なんかでカツ丼を食べることができます。約2000円支払いますが、その値段の品質ではないです。
と、前置きが長くなりましたが、今日は終日本社で仕事で、ランチを食べに行こうということで、正直家という和食に言って、カツ丼を注文。もう大坂なおみさんのインタビューに洗脳されています。
ここはうなぎ屋ですが、ランチで食べるには手が出ません。他のメニューも美味しいですが、カツ丼も甘すぎず辛すぎずいい感じの味付けで、イケます。

ロベルト・ベルガンディさんと会食 SILIN 火龍園@六本木ミッドタウン2019年01月28日 19:51

今日は、本社でロベルト・ベルガンディさんが講演をされました。『突破するデザイン――あふれるビジョンから最高のヒットをつくる』という著書があって、自分もamazon Kindleで読みました。講演は非常に面白かった。「自宅が火事になって、何か一つ持ち出すとすれば何にしますか?」という質問に1980年代に多くの人が家族の写真とかラジオと答えたそうです。今だったら、スマホと答える人が多いのではないか。結局、人々がもっとも大切にしているものは何かを知ることができる質問で、答えは必ずしも高額なものではないということです。iPhoneが発売された時のMicrosoftの会長のインタビューをビデオで流してくれました。「はっ、携帯電話に500ドルも払うやつなんているの?しかもキーボードとか何にもないじゃない。」と笑っている映像を見て、私たちも笑ってしまいました。今見るととっても滑稽ですが、当時はそれが当たり前だったんだと思います。結局、ゲームチェンジが起こったということですね。Wii、ネスプレッソなんかも例に出して同じような話をしていました。イタリア人らしくネスプレッソの話は面白かった。illyのエスプレッソは美味しい、ネスプレッソはfakeだ!でもそこにゲームチェンジが起こったから世界中でヒットしているみたいな話です。
ベルガンディさんですが、Design Thinking手法を使われたりしています。スタッフの役得で一緒に食事に行きましたが、その時に、iPhone、Wii、ネスプレッソはDesign Thinkingを使って開発したの?と聞いたら、Noと言われました。その成功例と同じようなことをやるためにはDesign Thinkingを使うのがいいということです。なるほどと思っちゃいました。
DinnerはSILIN 火龍園というミッドタウンにある中華です。ここはとっても美味しいですが、目の前にスケート場なんかも見えてとっても眺めがいいレストランです。
一番、よかったのはワインソムリエの方の語りが素晴らしかった。色々話しているうちに、カリフォルニアに住んでいたという話をしたらサンタマリアのワインを出していただきました。Au Bon Climat Chardonnay Nuits-Blanches au Bouge Relevantというワインです。彼は、このお店で出しているワイナリーには全て行っているそうです。自腹でもう6000万円も使っているそうです。うーん、極めるのにもお金がかかりますねえ。